かつおぶしのだし
先日、西浦和の団地キッチンマルシェで
呉汁のワークショップに参加しました。
呉汁とは、すりつぶした大豆が入ったお味噌汁のことで、
埼玉県の郷土料理です。
当日は大豆はもちろん、野菜や米も埼玉県産の新鮮な食材を使用しました。
埼玉県は海なし県なので、
だしに使用するかつおぶしも埼玉県産!
という訳にはいきませんが、
美味しいかつおぶしの粉を使いました。
普段だし汁は、かつおぶしや昆布でとるか
市販の顆粒だしを使っています。
かつおぶしの粉は天然のかつおの風味がしっかり感じられ、
なおかつ顆粒だしのように手軽に使えて良かったです。
後日、自分でもかつおぶしの粉を使って料理をしました。
レシピはワークショップで呉汁を教えていただいた、
髙窪美穂子さんのインスタグラムから
「白菜と豚バラ肉のミルフィーユ鍋」です。
かつおの風味と豚肉の脂の甘みが白菜に染み込んで、おいしかったです。
その翌日は、かつおぶしの粉としょうゆを回しかけておにぎりを作りました。
(※後ろは大根葉+塩のおにぎりです)
このままでもシンプルでおいしかったですが、
・「かつおぶしの粉+しょうゆ+小口切りの長ねぎ」
・「かつおぶしの粉+しょうゆ+砂糖(少々)+千切りのしょうが」
もおいしかったです。
炊き立てのご飯の熱で長ねぎやしょうがが程よく加熱され、
そこにかつおとしょうゆの香りが加わって、
握っている時からおいしそうでした。
市販では、様々なだし商品が売られています。
昔ながらの花がつお、昆布、煮干しや
干ししいたけだけではなく、
手軽に使える液体だしや粉末だしも種類が豊富です。
ライフスタイルや好みに合わせて、
使いやすいひと品を探すのも楽しいですね。
コラム:市川 もみじ(栄養士)