01 12月

【コラム】生食向き?加熱もOK? 油のいろいろ

昔に比べて、身近なお店で購入できる油の種類が増えてきました。

 

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原料の素材によって、油の味や風味は違ってきます。

そして、油の成分である「脂肪酸」の違いで、

取り扱いや体の中での働きに違いが出てきます。

 

 

酸化しやすい脂肪酸を多く含む油は、

生食で摂るのが基本です。

加熱によって脂肪酸の形が変わってしまうからです。

 

 

酸化は高温だけでなく光や空気によっても進むので、

開封後はなるべく早く消費しましょう。

 

 

空気を遮断するボトルや、少量でパックされた商品を利用するのもおすすめです。

 

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大豆油、菜種油(キャノーラ油とも呼ばれます)、

ごま油、オリーブオイルなどは比較的酸化に強い油なので、

昔から加熱調理にも利用されてきました。

 

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最近ではココナッツオイルやマカデミアナッツオイルなども

広く市販されるようになりました。

 

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MCTとはMedium Chain Triglyceridesの略で、

日本語では中鎖脂肪酸と呼ばれます。

牛乳や母乳にも含まれています。

 

体内で素早くエネルギーに代わるので、

スポーツ時に摂取しやすいよう粉末にした商品もあります。

 

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いずれの油も初めて使用する時は

パッケージをよく読んで、

注意点に気を付けて調理をしてみましょう。

 

 

色々な油を試してみるのも楽しいですね。

 

 

コラム:市川 もみじ(栄養士)