【開催報告】介護予防料理講習会1回目
2017年11月7日 岸町公民館よりご依頼いただき
「介護予防料理講習会」を開催しました。
介護予防を目的とした簡単にできるお昼ごはんというテーマに基づき、
今回は日本人の3大疾患である心筋梗塞や脳梗塞と深いかかわりがある
「血液サラサラ」について取り扱いました。
対象が高齢者ということから、乾物や缶詰、味が決めやすい調味料を使って
手軽さをポイントに。
買い物に行けない時でも栄養のあるものであり、かつ血液サラサラに貢献する青魚、玉ねぎや緑黄色野菜を多く使えるようにしました。
ツナ缶は使ってもサバ缶はなかなか使わないという人が多く、缶詰は骨まで食べられる上、汁も使えば栄養を余すところなく使える等利点を伝えたところ、短時間でできおいしいとのお声をいただきました。
料理経験が全くなく、奥様が申し込まれたという男性もいらっしゃいましたが、玉ねぎのみじん切りやスライサーを使う等、意欲的に参加されていました。
健康と食との関係が大事という意識の方が多く、栄養のことや効率的な栄養素の摂り方など興味を持って聞いていただけたのが嬉しかったです。寒天とゼラチンのカロリーの違いや用途についての質問もありました。
次回はお互い慣れてくると思うので、もっと楽しく料理にご参加いただけるようにこちらも働きかけていきたいと思います。
簡単おいしいサバ缶のトマト煮込み
にんじんサラダ
しめじのマヨネーズ炒め
麦茶の寒天
講師:池田 祐子(ジュニア野菜ソムリエ)
アシスタント:市川もみじ